モロッコ(+ドバイ)の旅・10日間

8月13日エミレーツ航空で深夜23時15分、関空からドバイ11時間、ドバイ空港で2時間半ほど待ったあと、ドバイからカサブランカ9時間。結構しんどかった。

8月14日カサブランカ到着。

第一のトラブル発生。出口で待っているという旅行会社の係の人が、なかなか来ず。探し回り、旅行会社にも電話してみる。やっと発見!!、到着口ではなく、空港を出た外だった(まあ、これも出口だけど…)。本当にあせった。なぜなら、その後カサブランカから3時間、マラケシュまで列車に乗る予定があったから。(乗り遅れると、2時間待たなければならない)

どうにか間に合うが、予定していた1等は売り切れ(なぜか旅行会社は、前もって購入していなかった)、庶民の2等。クーラーもなく、座席もない。20数時間の移動後の、この列車3時間の旅は、辛かった。どうにか、マラケシュ到着。

ホテルは、ELANDALOUS。わざわざUPして4つ星にしたけど、大したことはありませんでした…(涙)。


8月15日マラケシュ観光。

有名なフナ広場へGO!。その後、スークへ。沢山の店が、細い路地に並ぶ。


知ってたし…分かっていたのだが…。アラビア商売。これ、日本人には、きつい。


↓こんな感じ

まず良い値を聞く(まったく値札は付いていない) → 2から3割からスタート → 相手がじりじり下げる。こちらもじりじり上げる → むこうが「ラストプライス」と言った所で、帰るふり(本当に欲しい場合) → さらに下がる。ここらへんで、折り合いを付ける。

これを、繰り返す。何度かしてると、本当に疲れる…。まあ、私も値切るの好きだけど。


夜は、ヒッチコックの「知りすぎていた男」で使われたとかいうレストランで、モロッコ料理+ベリーダンス。一人250DH(1DHは大体12円)。なかなか良いお値段。


写真は、羊の肉団子のタジン。


8月16日サハラを目指して。

まずは、アトラス山脈を越える。アトラス山脈は、あの映画「バベル」(のブラピバージョン)が撮影されたところ。
弾には当たらなかったです。



有名な世界遺産アイト・ベン・ハドゥへ。ここで、日本人の大学生のゼミ集団らしき人達に会う(後で、ドバイで再会することになる)。どうも、調査に来ているらしい。


さらに走って、その日の宿ワルザザードへ。小さな街。観光はない。ホテルはHOTEL LA PALMERAIE。3星なので期待はしていなかったが、そんなに悪くはなかった。部屋は狭いけどね。


8月17日ワルザザードから出発。

途中で、トドラ渓谷へ。ここは、良かった。切り立った崖に、綺麗な水がわき出ている川。お昼ご飯を頂く。



そして、エルフードへ。エルフードでは、石屋さんに。サハラで取れる岩盤を切り出すと、アンモナイト三葉虫が、うじゃうじゃ出てくるらしい。で、お買い物。それから、4WDに乗り換える。道がない所を走るためだ。

しばらくすると、大きな砂丘が見えてくる。とても美しい姿だった。



ホテル到着。AUBERGE DE SUD。3星だが悪くない。ただし、電気事情が悪く、日没までクーラー着かず。

写真は泊まったホテルと、テント。テントで宿泊する人もいる。


夕刻、砂漠へ夕日を見に行く。砂漠を歩いていると、ベルベル人の人の良さそうな青年2人が…。

これも、分かっているよ…と思いながら。単に、話しかけたいわけでは、ないよね…。何が出るかな?と思っていたところ、化石売りだった。30キロ離れた町から、自転車で来てるらしい。大変だとは、思うのよ。買ってあげたいけど、もう買っちゃったんだもん。と説明。


夕食後も星空を見に、再度、砂漠へ。二度目の天の川(一度目は、地元のど田舎で、高校生の時見た)。まるで、降って来るみたいな星空だった。


8月18日 早朝起きて、朝日を見にサハラへ。

真っ暗な中、ラクダに乗って、砂漠へ。ラクダ1頭300DH(二人乗り)。一人乗りのラクダより、でかいのがくる。乗ったところ、高い高い…。

「落ちた人、いない〜」(これ、英語だったと思う)、と言われても恐怖はさらず…。

前に私が乗り、後ろに旦那が。取っ手は前にしかなく、私が落ちると、旦那も落ちる。緊張感の中、真っ暗な砂漠を、歩くラクダ。下弦の月も美しく、「落ちないよ…落ちない」とブツブツ内心で唱えながら…。(ついでに、心の中で「月の砂漠」も歌いながら)


ラクダちゃん。砂丘の登りより、下りがの方が揺れる。「そうだ、馬と一緒だ」(←馬にも乗ったことがない。笑)と思い、股でラクダをキャッチ、ラクダの動きにも合わせてみる。どうにか、慣れる。



サハラの朝日。雲もなく、ばっちり。なんだか、綺麗すぎて現実感がなく、3D映像でも見ている気分でした。



で、感動とともに、細かい砂のせいか、デジカメ君がアウト!ちょっと、予想通り。悲しい…

朝食後、元の通を戻り、車を乗り換えて、フェズへ。ホテルは、HOTEL WASSIM。4つ星。悪くはない。普通。


(後半は、後で)