目にうつるもの

 (今、私が)外界に存在する(と思っている)すべてのものは、自らが視覚・嗅覚等の感覚で捉え、そして概念の中にあるものである。そして、例えばある物体が、近くにある(これ)、遠くにある(あれ)と認識するのも、今、ここに存在する自らであろう。また、本当は存在しなくても、存在していると完全に思いこめば、それが見えるかもしれない。
 さて、少し話はずれるが、ときどき考えることがある。自分自身が他者に感じていること「この人は私に好意・悪意がある」、「この人は、こういう人だ」と判断することは、自分の思いこみや期待、偏見にみちている、と。だから、いつも思う。「本当はどうなんだろう?」と。
 私自身も本心をさらけ出しているかといえば、そうではない。どちらかといえば、「こうありたい・こう思われたい」ように行動・発言する。そして、本当に言いたいことは言えないことが多い(特に怒りや悲しみ)。
 というわけで、たまにしんどい(泣笑)